更年期に役立つ2つのヨガポーズ

更年期障害とヨガについて

結論。

更年期障害は病気ではありません。

エストロゲンという女性ホルモンの誤作動からくる体の不調の事を言います。


閉経間近の女性にとって、妊娠機能は徐々に卒業に向かっていくものです。脳の命令と実際命令を受ける卵巣の能力が追い付かず、身体が混乱して

●のぼせ

●冷え

●むくみ

などの身体の不調を起こす事を言います。

とても辛い事ですよね。しかも人によって、強く出る人もあるしそうでもない人もいる。


但し、いきなりホルモン剤に頼るのは、副作用などの観点からオススメしません。軽い症状なら、生活習慣を改めるだけで症状がなくなってしまう方もあります。


生活習慣とは何か?


大きく分けて、「食事」と「運動」です。

ヨガは、この運動の方の役割をしています。


ヨガだけなんですね、


この更年期の症状に対して、効果効能を追究しているものというのは。


ヨガのポージングの中でも、「弓のポーズ」のような背中を反らすような動きは、更年期の症状を軽くするというエビデンスもあります。


ただ私は、この更年期障害に有効なヨガが反らすポーズが多い事。ここに、是非『腰を守る』という観点が欲しいと思います。


腹圧で腰の過伸展(腰の強い反り返り)ではなく頭尾方向(身長が高く伸びる方向)を作れる事。ビギナーの方にはこれを是非オススメしたい。


ただ形を追いかけるのではなく、目的は不調をとる事。体の動きや気づきを高める事が、実は不調の芽を摘むために大事な事だったりする。


病気になる前に、更年期障害という不調サインの内に解決できることもありますよ!


更年期に役立つ2つのヨガ

更年期ヨガ:弓のポーズ

背筋やヒップが引き上がる、とても良いワーク。

ここでは、腰部の反りばかり出てしまい骨盤がグラグラしてしまうので肝心の背中の大きな筋肉がうまく働かないばかりか脇腹のブラに乗ったハミ肉はそのままなんて事も…。

熱心にやればやるほど腰痛を起こしてしまうなんて事も多いですね。

ポイントは

①お腹を締めながら、背骨が反るのではなく背骨どおしの間隔が広がるようにやる事

②肩甲骨を引き下げてやる事です。

そうすると落ちにくいと言われる背中もスッキリ。

ヒップがきゅっと引き上がった小尻になりますよ♪

特に、「猫背の気になる方」や「後ろ姿-5歳」を目指す人に是非、オススメしたいヨガワークですね。


更年期ヨガ:イルカのポーズ

背中の伸びや腿うらの伸びが、しっかり感じられるとても良いワーク。

ここでは背中の固さが手放せない人が多いです。

つまり背中が丸くなってしまいがちな方ですね。

胸椎という背骨がしっかりと伸びると、背中の肉がスッキリするばかりか、背筋がとおるので顔のむくみがなくなり、姿勢がしゃんとして若々しさが出てきます。

とくに、家事や事務仕事など前屈みの姿勢が多い女性に是非、オススメのヨガワークです。


更年期ヨガ勉強会の様子

ムーブラボの地域サポート事業として取り組んでいる更年期ヨガ勉強会のダイジェスト動画です。

更年期ヨガの取り組みは新聞にも取り上げられました(^-^)

わかやま新報様ありがとうございます!


今年最後の更年期ヨガ勉強会が平成28年11月5日にありますよ♪

下記リンク先にある申込フォームからお申し込みできます👇


MoveLab Nozomi's Blog

ボディデザイナー安原望のブログ 女性のために!ヨガ・ピラティスを通じて和歌山市で活動中!!和歌山の女性のためのボディメイクスタジオMoveLab代表*作業療法士*ヨガ&ピラティスインストラクター

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