今までは、仕事ばかりで 家族との時間などとれずにいました。
こと、この3年ほどはそんな日が続いていました。
自己犠牲の精神というのでしょうか?
顧客様第一主義で懸命に努めていました。
真夜中の転送電話なども、全て対応していました。
1日15時間以上は、ざらに働いていました。
昼休みや休日などはなく。
ただひたすら自分をすり減らす日々でした。
今思えば、家族に甘えていたのだと思います。
1番そばにいて。1番の理解者なのに。
ただの私の自己満足な 自己犠牲の巻き込み事故に、
無下に。あわせていました。
それでも、「お仕事頑張ってるよ!」「カッコいいよ。」「お客さんのために一生懸命やってる、素敵だよ!」1度も責められた事などなく、応援し続けてくれました。
嬉しくて…、でも。情けなくて涙がでました。
だから私は、決めたのです。
「1番大事にしなければいけない人は誰なのか?」
これを考え続け、結論を出しました。
『私の手の届く、1番近い人から大切にする。』
私が私を大切にする。
私のそばにいてくれる人を大切にする。
家族、スタッフ、顧客様、スタッフの大切にしている人を大切にする、顧客様の大切にしている人を大切にする…。
その輪や縁は、繋がり続ける。
私が成長できた時に、その縁は広がるのだと思う。
私が自分を大切にできた時、初めて誰かを自分の事のように 大切に出来るのだと思う。
そして、そのやり方を誰か…、例えばスタッフが 受け取り、感じてくれたであろうものを、顧客様に還してくれる。
そして、今。顧客様がその輪を繋いでくれて、ご自身の大切にしている人を紹介してくれている。
「喜んでほしいから。」ただ、はにかむように照れながら、そう言ってくださる。
それは、どのようなお褒めの言葉より私にとって誇らしい。
きっかけは、自分を大切にできない私からでした。
大切な人を大切にしたくても、できない…
逆に、そんな人に気をつかわせてしまう情けない私からでした。
これから先の未来を、幸せの輪で繋ぐ。
広がる夢を身近な人が笑ってくれる小さな現実から、
未来へと繋ぐ事ができるように、描けるようになりました。
今、私のまわりには、私の大切な人達が笑ってくれています。
私にとって、1番の満たされる瞬間です。
安原 望
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